(1)環古城河水上観光
蘇州の古城河はこの街と同じく悠久の歴史を有します。船に乗って古運河を遊覧するのは、蘇州観光の定番ルートの一つです。船は途中、胥門、盤門、相門などの春秋戦国時代の古城壁や遺跡、そして賑わう山塘街、平江路を通ります。
(2)中国大運河蘇州段遺産点
蘇州は運河の街です。中国大運河全体のうち約80キロが市内を流れ、古城内部の水系と通じて発達した水路システムを形成し、古城と水の共生風景を描き出しています。運河に沿って蘇州を観光するなら、世界遺産に登録されている4つの運河旧道と7つのスポットが重要な見どころです。
»雲岩寺塔
「中国のピサの斜塔」と称される虎丘雲岩寺塔ですが、その誕生はイタリアのピサの斜塔よりも200年以上も早く、特殊な磚木套筒式構造(二層の塔壁が鞘管のように重なり、上下が煉瓦で繋がっている構造)のおかげで、この千年の間、斜めになったものの、倒れてはいません。興味深いことに、傾いているのは塔全体ではなく、一階から六階までで、一番上の7階段目からは真っ直ぐになっています。
»山塘歴史文化街区
虎丘の近くにある山塘街は1100年以上の歴史がある古い街です。石畳が敷かれた道の両側には賑やかな商店、茶館、伝統劇の舞台、バーなどがあり、歩きながら見物するにはうってつけです。特筆すべきは、ここの綺麗な夜景です。遊覧船に乗って沿岸の風景を楽しむこともできます。
»平江歴史文化街区
ここは蘇州で最も完全な状態で保存されている最大規模の歴史街区で、その面積は約1.165平方キロメートルあります。流水、小橋、人家という蘇州の町並みを眺めたいなら、ここに来るのが正解です。路地内には著名人の旧居、博物館、書店、カフェなどが点在しています。街区では昔からここに住んでいる8000世帯以上の人々が暮らしており、昔ながらの蘇州の人々のありのままの生活を見ることができます。観光客がほとんどいない朝の時間帯は、平江路へ遊びに行くのに最適です。
»全晋会館(中国昆曲博物館)
この建築は中国古代の北方商人が建てた商会館で、徽派建築と北方の大院(大きな屋敷の庭)のスタイルが融合しています。全晋会館の精華は古劇台(伝統劇の舞台)です。そのドーム型の天井には木彫で模様が施されており、外観の煌びやかさだけではなく、音を集めて屈折させることで美しい歌声や音楽の余韻が響くようになっています。
»水陸盤門
古代、ここは蘇州の水陸交通の要路で、あり障壁でした。盤門に登ると水門と陸門の全貌を見ることができます。現在、水陸が併存するこのような城門は中国にしか残っていません。盤門を観光するなら「盤門三景」、つまり水陸城門、呉門橋、瑞光塔の三つは外せません。
»宝帯橋
1200年以上の歴史のある宝帯橋は、大運河沿線に現存する橋の中では最長の橋です。その橋孔(アーチ型の橋の下の空洞)の数は最も多く、また最も精巧な小型で高性能の連拱式(アーチがいくつも横に連なった)の古石橋です。毎年中秋の時期になると、ここの53個の橋孔にはそれぞれ53個の月が水面に逆さに映ります。この不思議な風景のおかげで、宝帯橋は絶好のお月見スポットにもなっています。
»呉江古繊道
古代の蘇州の運河では船が忙しく行き来しており、船を漕いだり岸からロープで引っ張ったりするための専用の細い通路(繊道)が必要でした。西暦810年に作られた呉江古繊道は、現在、運河江南段に残されている唯一の古繊道です。一面は太湖に、もう一面は運河に面しているので、「水中の万里の長城」と呼ばれることもあります。
(3)金鶏湖水上観光
船で金鶏湖を遊覧すれば、現代的な湖の美しい景色を楽しむと同時に、水の都に溢れる古代の気質と現代の姿を味わうこともできます。クルーズの時間は約45分、夜に遊覧船に乗って、ネオンが輝く摩天楼や、李公堤の橋が長く伸びる虹のように水面に横たわる、そんな魅力的な夜景を楽しむことができます。
おすすめルート:
虎丘-山塘街-閶門-観前街商圈-東升里-平江路-中国昆曲博物館(全晋会館)
環古城河健身遊歩道(15.5キロメートル)





