(1)蘇州博物館本館
蘇州出身の国際的建築家、貝聿銘氏が直々にデザインした博物館です。庭園と山水、薄いグレーを基調とするスタイル、巧みな光と影のバランス、これらのおかげで展覧館自体が芸術品のようです。館内には貴重な文化財が4万点余り所蔵されており、多種多様な優れた特別展もよく開催されています。一部のイベント日にはナイトツアーの「博物館奇妙夜」を体験することもできます。
(2)蘇州博物館西館
ここは蘇州初の通史陳列館で、2021年10月に正式にオープンしました。西館は「箱」が10個並んだような外観をしており、モダンな作りとなっています。館内には2100点(組)あまりの文化財が展示されており、呉の地の悠久の歴史と特色のある工芸を余すことなく展示しています。また、蘇州博物館西館は世界の著名な博物館と協力して、世界の多様な文化との交流を模索しています。ほかにも、国内初の博物館学校を建設し、青少年のために開放的でインタラクティブな探索空間を提供しています。
(3)常熟博物館
常熟博物館は蘇州市管轄の県級市常熟市にある国家一級博物館です。ここには珍品が集まっており、書画、陶磁器、玉細工器など各種文化財が2万点以上も収蔵されています。中でも良渚文化の玉細工器、六朝青瓷などは「中国文物精華展」に何度も続けて入選しています。博物館周辺の緻密な文化クリエイティブグッズは創意に溢れており、入手の価値ありです。
(4)蘇州御窯金磚博物館
金磚とは大型煉瓦の美称で、古文書の記載によると「皇居のために焼かれた細料四角形煉瓦(粒径5mm未満の砂利や砕石からなる煉瓦)であり、顆粒が細かく、質は強固、叩くと金石のような音がするため、『金磚』と呼ばれている」。御窯金磚は独特の製造技術を持っており、その製造は非常に複雑で、苦労を要します。その工程は20あまりに達し、1つでも基準を満たさなければ、すべての努力が水の泡となってしまいます。元の御窯遺跡地に建つ蘇州御窯金磚博物館には1992個の金磚が所蔵されており、極めて高い歴史文化的価値を有しています。金磚の価値は高く、1つで2万元(約40万円)以上の値がつきます。ここではまさに土が「金」へと変わる、そのドラマチックな過程を知ることができるのです。
(5)蘇州絲綢博物館
中国の古代宮廷映画やドラマをご覧になったことはありますか。登場する皇室の人々が身にまとっている絹織物はとても華麗で高貴なものです。蘇州は古くから絹織物の重要な産地でした。蘇州絲綢(シルク)博物館は、そんな蘇州の悠久の絲綢蚕桑文明(シルク養蚕文明)を展示する博物館です。ここでは精巧で美しいシルクの文化財を見ることができるだけでなく、生糸に近距離で触れたり、優れた技術からなる伝統的な機織りの実演を見たりすることができます。
(6)中国昆曲博物館(蘇州戯曲博物館)
館内には昆曲の脚本、数百人の昆曲芸術家が残した写本、それぞれの役柄の衣装などの展覧品が大量に収蔵されており、昆曲芸術の起源と発展史を深く知ることができます。もし昆曲に興味があるならここに足を運んで見学してみてはいかがでしょうか。
(7)蘇州文廟(蘇州石碑彫刻博物館)
文廟とは中国の偉大な思想家、政治家、教育家である孔子を記念・祭祀するために建てられた祠廟建築です。蘇州文廟の歴史は千年近くあり、中国の古典建築における最高の形状・構造で作られています。文廟内には石碑彫刻博物館があり、四大宋碑などの碑石文化財が所蔵されています。中でも最も代表的なのは碑石『平江図』です。また、碑石彫刻技術展示体験センターでは、拓本を刷る体験ができます。このおもしろい体験の機会は絶対に見逃してはいけません。
(8)呉文化博物館
たくさんの文化や物語が隠れているこの場所は、絶対に足を運ぶ価値があります。博物館は澹台湖景区に隣接しており、宝帯橋の(詳しくは○ページをご覧下さい)に近くにあり、周りには絶好の景色があるロケーションです。館内には旧呉県および現在の呉中地域で出土した7000点(組)以上の文化財が所蔵されています。呉文化の起源を知りたい方は、ぜひご来館ください。
(9)蘇州美術館
近代中国第一世代の油絵画家である顔文樑氏によって作られたここは、「中国美術史上一の美術館」という美称を持ちます。館内に入ると、その仕切りを感じさせない設計のおかげで開放感が味わえます。ここでは常に様々な、連続性のある主題展覧会が開かれています。
おすすめルート:
中国昆曲博物館-蘇州博物館-絲綢博物館
碑刻博物館-桃花塢木版年画(喬麦年画工作室)-古運河遊覧船
第二図書館-書香公園-御窯金磚博物館





